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水便のときの対処法や注意点



健康な状態の便と比較して水分量が多くなって軟らかめの便になると軟便と言います。それよりもっと軟らかくなってドロドロした便を下痢便と言います。
さらに水分量が多くなり、まるで水のような便を水便といい、激しい下痢が続いて水のような便がでることもあります。
水のような下痢は水道の蛇口から水が出るような勢いのある便なので、通常は驚くと同時に心配になってしまうと思います。

便が水のようになる原因

通常、食事などから摂取する水分量は1日2Lと言われていて、胆汁・胃液・膵液などの消化液がプラスされて腸管には約8Lもの水分が1日で流れ込むのです。
その約6Lが小腸で、そして約2Lが大腸で吸収されて、健康な便はバナナ状の便で水分量は約70%と言われています。 しかし、ストレスや緊張などによって腸の運動が正常でなくなり、摂取した内容物が腸管を速いスピードで通り過ぎると、水分が腸管で十分に吸収されないため便の水分量が多くなります。
また、細菌・ウイルスの感染による急性の胃腸炎や食中毒によっても激しい水のような下痢になります。 これは細菌やウイルスなどの毒素を早く体外に排出しようとする生体防御反応で腸管内の水分の分泌が増加するからです。
このようにストレスや緊張、細菌やウイルスなど様々な原因で下痢よりも更に水っぽい水便になることがあるのです。
また、ある特定の抗生物質を服用している方は、米のとぎ汁のような白っぽい水便が出る可能性があります。 そのように米のとぎ汁のような白っぽい水便が出る場合には、担当医などに一度相談すると良いでしょう。
水便時の注意点
細菌やウイルスによって起こる下痢や抗生物質などの服用によって起こる下痢は、水分の多い水便になってしまうことが比較的多く見られます。
その為、本来体が吸収するはずの水分が大量に排出されてしまうので、脱水症状を起こしやすい状態になっています。
この脱水症状が進行してしまうと循環している血流量も減少して、多臓器不全・ショック・意識障害など重篤な症状を引き起こしてしまうこともあります。
また、塩分やミネラルと言った体に必要なものまで一緒に排出されてしまうので、アルカローシスやアシドーシスなどの電解質異常を引き起こす恐れもあるので水便の時は注意が必要です。
このように水便の下痢ときの注意点は脱水症状で、特に子供や高齢者は症状が悪化しやすいので気をつける必要があります。
脱水症状を回避するためには、小まめに水分を補給することが大事です。 ただ吐き気があって水分補給ができない場合には、病院で点滴などによる処置を受ける必要もあります。
水便時の対処方法
水便の対処は原因によって方法が異なります。
まず、細菌やウイルスが原因の場合には体外に異物を出さなければいけないので下痢止めを飲んではいけません。
細菌やウイルスの場合には異物が出来れば自然に回復するのですが、水分補給ができなかったり、下痢以外の症状で苦しいなどの場合は医療機関を受診してください。
細菌やウイルス以外の原因、「お腹を冷やす」、「食べ過ぎや飲み過ぎ」、「過敏性腸症候群」などの場合には下痢止めを服用しても大丈夫です。市販薬では正露丸やビオフェルミン下痢止めなどが適しています。