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原因によって異なる下痢の基本的な治療法



下痢の症状は様々な原因となる疾患により引き起こされるものなので、まずはその要因を明確にすることが治療を行う上での第一歩となります。
下痢の症状で注意しなければならないのが、特に子供や高齢者は下痢をすることで脱水が急に進むことです。 脱水症状の対処法としてこまめに水分補給をする必要があります。
水分補給が大切といっても、冷たい水などを一気に飲むのはよくありません。 まずは常温の水や温めのお茶、また電解質の入っているスポーツドリンクや経口補水液を少しずつ摂取したほうが回復が早くなります。
水分補給についての適した飲み物や詳細は以下をご覧ください。
下痢の症状がある人を世話する場合には、細菌やウイルスが感染しないためにも手洗いやうがいは必須と理解しておく必要があります。 特に、ノロやロタウイルスは感染力が強く、便や嘔吐物から感染するので細心の注意が必要です。

食べ過ぎや飲みすぎ、冷えの場合

食べ過ぎや飲み過ぎ・冷えなどの要因により起こる下痢の場合には、脱水を起こさないように水分補給を小まめにして排せつ物を出すことで回復していきます。
下痢がどんな原因で起こっているか判断することは難しいのですが、食べ過ぎや飲み過ぎ・冷えなどの場合は比較的軽い腹痛と下痢が起こります。たいていは長くとも1~2日程度で自然に回復します。
これらが原因の下痢は、体調の変化やストレスによって同じ量食べても下痢や腹痛が起きるときと起きないときがあるので日頃の生活習慣や食生活を見直して常に良い体調でいることが予防として大切です。
ウイルスが原因の場合
急性胃炎・急性腸炎・食中毒・赤痢・コレラなど細菌やウイルスが原因で起こる場合は、激しい下痢と水のように水分量が非常に多い下痢になることが多くあります。
これらの激しい下痢は体内に侵入した異物を排除する正常な反応なので、下痢止めなどの薬を安易に服用することは避けるべきです。
自己判断で下痢止めを服用することは、原因となる菌を体内に蓄積する恐れがあるので、排せつを第一に心がけ病院を早期に受診することが基本的な治療法となります。
基本的には、ウイルス性のような急性の下痢なら数日間で回復しますが、通常の下痢よりも激しく水分を奪われることも多いので、冷えや食べ過ぎの下痢よりも水分補給をこまめに行うことが大切です。
慢性的な下痢の場合
原因がよくわからない場合も含め、下痢の状態が続いてしまう慢性的な下痢の場合には原因となる疾患に対して根本的な治療をする必要があります。
原因がわからないと下痢を止めていいのか、できるだけ排泄したほうがいいのかの判断がつきません。
例えば、潰瘍性大腸炎なら腸の炎症を抑える処置、過敏性腸症候群なら腸の運動異常を解消するために内科的治療と共に精神的なアプローチが必要です。
また慢性膵炎ならアルコール摂取を避けることを基本で、食物アレルギーならアレルギーの原因物質を特定しそれを避けることです。
大腸がんの初期段階なら腹腔鏡手術で治療ができるので、慢性的な下痢の症状がある場合には、必ず医療機関を受診することが基本的な治療につながることになります。
また、慢性の下痢の原因の一つとして腸内フローラと呼ばれる腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが悪いということも考えられます。
善玉菌は偏った食生活、運動不足、ストレスなどで少なくなっていきます。納豆やヨーグルトなどの発酵系の食事を積極的に摂ることや、乳酸菌のサプリメントを活用して腸内環境を良くする努力をしてみてください。下痢だけでなく全体の体調もよくなることがあります。
病院や自宅での治療法
病院など医療機関を受診すると行われる下痢の基本的な治療法として薬物療法と食事療法があります。 具体的な下痢の薬物療法としては、便に硬さを出す収れん剤や乳酸菌製剤などの薬剤が使用されます。
市販薬でも収れん剤や乳酸菌製剤は手に入りますので、軽い下痢で自分で原因がわかるようなら対応することも可能です。
また細菌感染が考えられる場合には抗生剤が投与されますし、激痛を伴う腹痛が引き起こされている時には鎮痙薬で腸の運動を抑えます。 精神的なストレスで引き起こされているケースではメンタルの治療も実施されます。